ふと、床の間の衰退と天皇制とはリンクしているのかも知れないな、と思った。
何ということのない思いつきだけど、どうなんだろう?
床の間は共同幻想を支えるための場として機能してきたと思う。
「天照大皇神」が床の間に掛かっていた時期があったが、さすがに現在「天照大皇神」の掛け軸が掛かっている床の間は稀だと思う。第二次世界大戦が終わり、天皇は現人神から象徴天皇制となったときを境に、床の間において機能してきた共同幻想としての在り方が変わってきたのだろう。
考えてみれば、自然な成り行きであって、同時に床の間自体の象徴性も衰退に向かってきたのではないだろうか。
テレビが登場して床の間に置かれるようなったことはとても象徴的だと思う。
思いついたまでを書いてみました。
by jikugen
| 2011-06-08 16:20
| 表具日記
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尾道・表具 表具処 軸源 (店主 津口知幸)
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