【河村ひさ舟書作展】から2点を紹介させていただきます。
「こころあてに折らばや折らん初霜のおき惑わせる白菊の花」
凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
三十六歌仙のうちの一人で「古今集」「百人一首」に載っている歌です。
軸源オリジナル額です。
葛原しげるの童謡【夕日】
「ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら日が沈む」
夕焼けの料紙は河村ひさ舟さんの作成で
夕焼けの赤さがとても印象的ですね。
屏風に用いた布は大正から明治にかけての帯で、鶏とひよこが描かれています。
童謡詩人であった葛原しげるに寄り添う気持ちで裂地を選んでみました。