もう終わってしまったのですが、浅田薫さんの竹紙造形をご紹介致します。
このような造形にたいする表具ははじめてだったのでいろいろ思案と試案いたしました。
水草の作品をシャーレに入れることは作品展間近になって出てきた案でした。
一番目の写真の床に設置したステンレスヘアーラインを池に見たてるという案は最初の打ち合わせの時に出て来たものでした。
こういった造形は額をしない方法がいいのではないかと結果的には思いましたが、まっ、それもケースバイケースなんだと思います。
どのような作品に対しても言えることなのですが、始めての仕事竹を漉いた和紙造形をどのように扱うのかを作家さんとよく話す必要があると思った次第です。
浅田薫さんのこれからのお仕事を機会があれば表具日記でご紹介していきたいと思っています。