最近は細かいことに気をとられ過ぎて全体を見失いかけている。
細部に注目し過ぎて全体を見失うことはよくあることだ。
たとえば、先ほど自分が引いた描線が何を描こうとしていたのかわからなくなることもある。
何を描こうとしてその線を引いたのかわからない、という事態は年齢が下がるにつれて危険である。
緊張感や切迫感の中では、描こうとしていた全体を思い出すことは困難である。いたずらに時間が過ぎるが、思い出さなければ描き始めることができない、という切羽詰まった事態に追い詰められてゆくだけだ。それほど全体を見失うことは危機的状況である。
とりあえず。