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表具とミラーニューロン 
先日NHKの番組「ためしてガッテン」で
ミラーニューロン仮説がとりあげられていた。
人と人との対話において、話す人・聞く人お互いの表情が
相手に与える影響についての実験を紹介していた。
対話の場の基本を同調や共鳴の実現だとすれば
どうなるかわからない未知を孕んだ対話において
お互いの表情は同調や共鳴に対する鏡のようなもので
そこに携わっているのが脳におけるミラーニューロンシステムなのだということだった。
3人の回答者はまさにガッテン・ガッテン・ガッテンであった。
もちろん私もびっくりガッテンだった。
 そして昨日、
表具師である私が表具をしながらふと思ったのは
表具という枠を社会という生命体にとっての細胞膜であるとしてきた私にとって
私たちが表具という細胞膜に対したとき
脳内のミラーニューロンは
まさに、生命が細胞膜を得て生命となった時の出来事を
繰り返そうとしているのではないだろうか。
というようなことだった。

掛け軸の表装・額の表装・額・屏風の表装・衝立の表装・巻子・帖・襖など表装・表具一式を扱っております。
身近な修復では色紙の染み抜きは大変好評をいただいております。
そして数百年を経た古書画の修復は古さを残した洗いに心掛け,
代々まで伝えていく表具を提供したいと考えています。
またオーダーによる各種表装・表具のデザインは1980年頃からまだ見ぬクオリアをめざし、
取り組んできました。
それらはブログによる「表具日記」で継続的にご紹介してきております。
今年から当店のオリジナル商品・扇子飾り具「かなめ」を発売中でございます。
「かなめ」は「扇子展示」や「扇子展」で検索いただけます。
見積もりなどお気軽にお問い合わせください。
お待ちいたしております。
722-0062 尾道市向東町1222-50☎︎ 0848-44-2249(📠兼用)
表具処 軸源ホームページ  こちらからどうぞ⇒jikugen.jp

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by jikugen | 2008-01-26 06:01 | Comments(0)
表具は細胞膜
この地球という惑星で始めて
物質が細胞膜というあり方によって生命を得た瞬間を
細胞膜としての表具に重ね
いかにいきいきとイメージ出来るか。
それが私にとってのリアルな表具というものであった。

生命形態の如何にかかわらず
生命を得てからの何十億年
それぞれの生命体はそれぞれのあり方で
生命を得たときの快感を繰り返して来たのだと思う。

未知な世界に向かうときの眩暈のするような畏れは
宇宙の始まりに通じているのだと思う。

表具は細胞膜だ。
身体内部の構造を外部に表出したものだ。
表具は構造として内部/中心を持つが
枠で区切られた中心に接するとき
私たちの身体は泡立つ。

書は表具という枠によって宇宙/身体と共鳴する。
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by jikugen | 2008-01-12 07:03 | Comments(0)
表具
まだ見たことのない表具をイメージする。
初めての表具。
そのような態度で臨むときのわくわくとした感じが好きなのだと思う。
未知の世界に向き合うとき脳内で起きていること。
生命が細胞膜を得て生命となった時の出来事を脳が繰り返えそうとしているのだろう。
脳が活性化しているのだ。

「表具は細胞膜」というイメージを膨らませながらやってきた。
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by jikugen | 2008-01-11 08:03 | 表具日記 | Comments(0)
表具 百日の晴れ着
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桃桜 白髪の雛も あらまほし  蓼太   中本桃水書

この掛け軸を依頼された女性の方(50歳代)が百日の御祝いのときにご自身が着用された晴れ着を中廻しに用いたものです。(天地は私が持っている着物)

書は尾道市向島町在住・女流仮名書家の中本桃水先生によるものです。
書道・桃華会主宰
2008年4月に尾道市にて第10回・桃華会展を開催の予定です。



大島 蓼太(おおしま りょうた)
1718~1787  信州伊奈郡大島村の人。 
御用縫物師。
江戸中後期の俳諧師。
2世雪中庵に学ぶ。後に3世雪中庵となり、芭蕉復帰を唱え天明の復興に寄与する。
門人3000人といわれた。

世の中は 三日見ぬ間に 桜かな

の句がある。
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by jikugen | 2008-01-09 08:18 | Comments(0)
表具の始原
言葉というものの創発。

文字というものの創発。

表具もまた畏敬のなかで創発されたのだろう。
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by jikugen | 2008-01-08 06:51 | 表具日記 | Comments(0)
境界写真 2008・1・6
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境界写真・岸壁の鎖
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by jikugen | 2008-01-07 08:43 | 表具日記 | Comments(0)
四苦八苦煩悩の鐘打ち鳴らす 知幸   大晦日の神宮寺にて
新しいホームページが出来ました。
よろしければこちらからご覧下さい。






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2008年1月1日 尾道市向島町江奥神ノ木 真言宗 神宮寺 除夜の鐘
1年の様々な煩悩を焼き尽くさんと激しく燃えさかるドラム缶の炎

毎年神宮寺に除夜の鐘を突きに行きだして少なくとも25年は経過した。
我が家にとって大晦日における最大且つ最後の行事はなんといっても神宮寺での除夜の鐘突きだ。
これをやらないと新しい年を迎えられない。
我が家にとって昨年もほんとうに様々なことがありました。

四苦八苦 煩悩の鐘 打ち鳴らす・・・・・知幸

・・・・・・・・・と、1週間遅れの日記を書きかけたが、NHK日曜歴史ドラマ 『篤姫 』が始まったので一応筆を置きます。
本日、尾道市での最も長い歴史を誇る画廊喫茶・孔雀荘の2代目オーナー・松本宏子さんに篤姫のレクチャーを受けたところなのでテレビに移行いたします。





掛け軸や額の表装、屏風・衝立の表装、巻子・帖・襖など
表装・表具一式を扱っております。
身近な修復では色紙の染み抜きは大変好評をいただいております。
そして数百年を経た古書画の修復は古さを残した洗いに心掛け,
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またオーダーによる各種表装・表具のデザインは1980年頃からまだ見ぬクオリアをめざし、取り組んできました。
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現在、当店のオリジナル商品・扇子飾り具「かなめ」を発売致しております。
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by jikugen | 2008-01-06 20:23 | 表具日記 | Comments(0)
表具
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あたかも細胞膜によって生命が動き始めたことをなぞるかのように、表具という細胞膜はつくられる。表具は社会というおおきな生命体における細胞とその細胞膜として存在するともいえる。
閉じると同時に開くという細胞膜のあり方に表具のイメージを重ねてみる。

たとえば茶の湯における規則というものが一服の茶を飲むことを先延ばしさせ、飲むことの禁止を組み込むことで逆に飲みたいという欲望を喚起し増幅するように、表具とその内部について思いを巡らせてみる。

皮膚が単なる境界ではなくエネルギーや情報を出し入れする、最も外部に晒された内部であるように、表具はその内部と外部との境界であると同時に内部と外部との媒介者でもある。

私たちは言葉の限界が無限を喚起する契機になることを知っている。
屏風や衝立、襖といった境界装置は空間を区切り内部と外部に分かち、限定することで無限の空間を喚起させようとする。
掛け軸や額という境界装置もその内部として限定された空間が日常空間とは異なる空間であることを宣言する。(続く)




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by jikugen | 2008-01-04 07:33 | Comments(0)
2008年1月1日 明けましておめでとうございます
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私にとって初めての記憶は生後11ヶ月(今となっては多分としかいいようがない)頃のものだ。
それは、つたい歩きから自立歩行へと飛躍する瞬間、頭の中が真っ白になったという記憶なのだが、私の記憶の一番目として登録されていて、なんのことだかよくわからない記憶なのだ。
とにかく、自立した瞬間ということが重要であって、私にとってそれは
生後11ヶ月頃だろうということなのだ。
で、それがどうした、ということでもあるが、年の初めということ、ハジメつながりで書いているのだが、これまで考えたこともなかった、〈立ちくらみ〉
だったかもしれないという可能性に今思い当たっている。
感慨深い。
どおってことないといえばその通りと言うしかないのだが、どうであれ、いずれにしても、ながねん思いを巡らせててきたことなので、〈立ちくらみ〉という新しい可能性に気づいたことは新年にあたって最初の収穫となった。

何ものにも寄りかからず2本立ちした瞬間、頭の中というか世界が真っ白になってしまった、
と同時に歩くしかないという覚悟が宿った。

というのが最初の記憶ということになっている。
私としては世界が真っ白になってしまったという感覚が妙に生々しく、合成された感覚は思えず
何なのだろうかという思いを密かに抱き続けてきた。
この真っ白な世界になってしまった時の感情はどうだったのか覚えてはいないけれど
その瞬間ひとりで歩くしかないという覚悟が宿ったという記憶がある。
そして今日、〈立ちくらみ〉だったかもしれない、と思ったわけだが、生まれて初めての挑戦、
出来るか出来ないかやってみるしかない、それもすべての力を出し切ることでしか立ち向かえない、誰に頼ることも出来ない厳かな神聖なる挑戦だ、〈立ちくらみ)と同時に覚悟が宿る。

2足歩行に踏み出した最初の人類も同じ〈立ちくらみ〉をしたのだろうか。


初めての自立歩行の瞬間と立ちくらみとの関係についてどなたかご存じ野方がいらっしゃれば教えて頂きたいものです。




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by jikugen | 2008-01-03 08:17 | 表具日記 | Comments(0)



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