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表具日記   電信柱が取り除かれて光景が一変


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軸源のショーウインドーのシャッターを開け閉めする日課。
間仕切り柱を隣の家との隙間(路地)に立て掛けて置くのだ。
昨夜8時頃いつものように間仕切り柱を取るため隙間路地に入り込む。
隙間路地の向こう側に隣家の窓からの灯りが微かに見える。

向き直って入ってきた方向を見ると
新らしく出来た横断歩道が見えるではないか。

隙間路地のちょうど入り口の処に電信柱が立っていたので
このアングルからは殆ど電信柱しか見えなかったのだが
県道の歩道拡張計画で電信柱を移動させたため
つい4,5日まえからこのような視界が現れていたのだったが
気付かずにいた。


電信柱が取り除かれて更地が出現していたのだった。


電信柱が無くなるだけで
視界が突如ひらけ
風景が一変することもあるのだ。
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by jikugen | 2008-07-31 07:54 | 境界写真 | Comments(0)
表具日記  境界写真 夜の入り川/輪郭の余韻
ふらーっと散歩に出る。
ケータイをポケットに入れていつもの入り川沿いをふらふらする。


闇に消えていこうとする入り川。
輪郭の余韻がいいなと思う。






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by jikugen | 2008-07-30 08:34 | 境界写真 | Comments(0)
表具日記  尾道市向島町 真言宗 金亀山神宮寺の襖新調
尾道市向島町江奥神ノ木
真言宗準別格本山 金亀山神宮寺
本堂の襖を新調させて頂きました。
本鳥の子紙に寺紋の『亀甲に五三の桐』を
金にて4カ所配置し
左右4枚立てに仕立てました。 


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by jikugen | 2008-07-29 08:26 | 表具日記 | Comments(0)
表具日記   パネルに書作品をシルクスクリーン加工する
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パネル寸法 300×300×30(㎜)
パネル本体 ウレタン塗装黒つや消し
書作品 シルクスクリーン シルバー 重ね刷り

藤原ジト書   『 門 』


このパネル仕立ては20数年前
尾道・孔雀荘で軸源にとって始めての表具展をしたときに
創ったものです。
孔雀荘の初代オーナー・故重田寿美枝さんから個展のお誘いを受け
『軸源オリジナルフレーム展』と銘打って開催したのでした。

この『門』という書はジトさんの代表作のひとつで
私も大好きな作品です。
本当はこのように宙に浮いているのではなく
地面からズンと立ち上がる門の如くに書かれているのですが
ジトさんの了解を得て
パネルの中空に配置したのでした。

ずいぶん勝手なことを
快諾して下さったジトさんに感謝です。

門有中空。

門は至る所にあるってことですね。

人によって(といっても我が女房にとって)
武蔵とお通さんの別れの場面にしか見えなかったりします。
まあひとそれぞれですからいいといえばいいのです。
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by jikugen | 2008-07-28 06:51 | 表具日記 | Comments(0)
表具日記  境界写真 泡 砂 空


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   泡もこんな形になったりする。
   細胞のようでもある。
   細胞つまりは生命も地球を形作った力と同じ力の作用
   波動による形態形成であるのだろう。
   何処か似ている。





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   泡と塵とのコラボレーション。
   鳥の子紙は成分が雁皮100パーセントのものより
   パルプをほんの少し混ぜたほうが強くなるといわれている。
   人間社会も混じって交じっての歴史だ。

   なんだか地図のようでもあるなあ。






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   薄暗くなった入り川の砂地。
   海水の流れと入り川という地形の織りなす凹凸。
   






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   具体的な物があると解り易くなる。







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   時々空。






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         たまには夕焼け
         右手前は建物です。
         おっつ! と思って カシッ!。






         今日は日曜日でした。
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by jikugen | 2008-07-27 14:57 | 表具日記 | Comments(0)
表具日記 初着の帯を三角オブジェに仕立てました



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初着の帯を漆和紙の朱赤と黒縞との取り合わせで
三角オブジェの大と小を作りました。
写真のように大小を組み合わせたり
ひとつだけをほかの物と組み合わせたり
楽しみ方は人生イロイロです。

ご依頼主は尾道市向島町在住の住田紀恵さんです。
娘さんの初着に使った帯だったそうです。
住田紀恵さんは“託老竹とんぼ”という自主ボランティアグループを運営されています。

“託老竹とんぼ”のホームページから引用してみます。


“竹とんぼとは?

2000年4月4日、介護保険サービス対象外の高齢者、また、実際に認定を受けている高齢者等の皆さんが家に閉じこもらず、自分達の地域だけに限らずどこからでも、気軽に集まって遊べる場所づくりをしたいとの思いからは始まったのが『竹とんぼ』です。

現在、遠くは福山の神辺から・・・また、因島からの参加者さんもいらっしゃいます。



 私たちはひとり一人が様々な『思い』、『願い』を持っています。月例の会では運営に協力していただいている皆さんと参加されている高齢者等の方々の『思い』と『願い』が一つになり、そこに集うすべての皆さんが楽しんでいます。



 『竹とんぼ』はまさに、4世代交流で、すべの皆さんが主役となれる場をモットーとしています。


 こうした活動の広がりの中で聴覚に障害をもっている方々も安心して参加いただけるよう『向島要約筆記サークル・しまなみ』の皆さんも協力をいただけるようになりました。


現在では認知症の方、身体に障害のある方たちも参加されるようになりました。

また、活動を進める中で幼稚園の園児さんたちや尾道YMCA福祉専門学校の生徒さんたちとの世代間交流も定例化し、お互いにとても楽しみな行事となっています。

 さらに輪は広がり、松永高校の介護関係授業の実習生を受け入れた事もあり、小さな試みは大きく広がっています。

 誰かに指示されるのではなく、私たちの活動は自分たちで考え、そして実行することを基本としていますので『自主ボランティアグループ』といたしました.


 この『自主』には自ら主体的にという意味に加え、「自分」つまりは「あなた」が「主役」という意味も込められています。


 『竹とんぼ』は毎月第1火曜日、午前9時半より午後2時まで向島町の愛あいセンターで開設しています。


 あなたも一度、是非お立ち寄り下さい。

ボランティア一同、心より歓迎いたします。





                               代表者 のん”
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by jikugen | 2008-07-27 08:44 | 表具日記 | Comments(0)
表具日記 境界写真  夜にさしかかったケータイカメラ


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夜といっても7時過ぎ。
ケータイカメラでどんな感じに写るんだろうと
カシッツ!!



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もう少し暗いほうがよかったな。


ぎりぎりの輪郭が浮かび上がる。
ああ瞬間にはこんな風に見えているのか。
そして
第三者はそれを説明無しで感じ取る。
そういうときのわかり方はアハ体験なんですね。
うまく撮れればの話ですが
それは快感なのだ。
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by jikugen | 2008-07-26 11:31 | 境界写真 | Comments(0)
表具日記   紫陽花や 白よりいでし 淺みどり  パネル仕立て
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『紫陽花や 白よりいでし 淺みどり』   渡辺水巴

中本桃水



平面的なパネルに少し奥行きを持たせました。
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by jikugen | 2008-07-26 08:58 | 表具日記 | Comments(0)
表具日記  境界写真 泡 泡 泡 とりいそぎ 泡
とりいそぎ  泡  泡


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アルファベットのようなが漂っている。



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毛筆で書いたような漢字がアルファベットに変容し
コンマのようになりやがて消えてゆく。




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よく見れば動物の形態から漢字へ移行している。




行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、 かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。
世の中にある人とすみかと、またかくの如し。





昨夜は久しぶりに寝付きが悪かった。
しかたないのでほぐしテトラに活躍してもらい
足指の付け根や足の裏をほぐしたのだった。
足の裏の土踏まずと指の付け根の境の辺りにあるのが
足裏のツボで湧泉という。

『足裏のツボ“湧泉”に皮膚の内側から意識を当て、
息をそこから静かに吐く。それによって―』
片山洋次郎著 『整体から見る 気と身体』 ちくま文庫
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by jikugen | 2008-07-25 06:37 | 境界写真 | Comments(0)
表具日記 1960年代の東京・京都の土産物はシュールである。 



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左から 
1962年だったか、父が東京に行ったときのお土産。
当時、東京タワーは日本1の話題のチャンピオンでした。
折しもテレビが各家庭に普及し始めた頃であって
東京タワーは世界1を実現させた、日本の誇ることが出来るテレビ塔であり
敗戦でへこんでいた
日本人の夢のシンボルとして
実に華々しくお茶の間デビューしたのでした。
                                                           
世界1よ永遠であれと祈るとき
黄金は永遠の象徴として
歴史上の権力者を虜にしてきたように
それはまさに黄金でなければならない
黄金以外のなにものでもなかった。
しかもダイカスト製で重量があり
小学5年生のわたしにとって手のひらに感ずる
ズッシリとした重さがなんとも心地よかった。



真ん中のガラスのカプセルタイプの東京タワーは
巨大な白い犬とのセットである。
東京タワーの半分の大きさのこの犬は
150メートルはあるだろう。
大変不思議な組み合わせではあるが
有無を言わせぬ構成力に感銘させられる。
当時の日本は犬ブームだった。
『走れぺス』(ではなく、「ペスよ尾をふれ」でした( ´ ▽ ` )ノ)
という白いスピッツと女の子の物語が日本を席捲していました。
日本人を巻き込む話題
東京タワー
白いスピッツ犬
2大スターを
ガラスのカプセルに封じ込めたのだ。
この発想力は現実的・お土産的であると同時に
シュールであり
前衛であり
現代アートである。
今なお不思議な輝きを放ち
私たちを魅了し続ける。
この構成力は現代に残っているのだろうか。
たとえば「スカイツリーとパンダとかを一つのカプセルに閉じ込めるという発想は
今の東京には存在しないのではないか。
「そんなのかっこダサいし、趣味悪いし」で終わりだと思う。
だけど、お互い無関係に見えるものをくっつけるというのは
括り方で関係の糸筋をつけることができる。
「流行っているもの」というとんでもない、
火事場の馬鹿力で一つにくっつけた。
もう笑うしかない。
有無を言わせぬこの合体力、突破力には学ぶものがあると思うけれど如何なものだろうか。
訂正箇所があります
「走れペス」と記しましたが正しくは
「ぺすよおをふれ」でした。
因みに漫画家は「山田えいじ」さんです。

気を取り直して続けます。
これは短歌と同じ方法ではないか。
31文字の同一平面でかけ離れた意味の言葉が混在しつつも
伝えるべき何事かが私たちにとどく。
考えてみれば短歌はシュールなんですね。
一瞬のうちに生じた感動や信じがたい出来事も
すべて私の心で展開されたのだという事実が
こうした飛躍と思われる構成力を支えているのだろう。
言葉の羅列だけでは伝えるべきことも伝わらない。
うーん
何を言ってんだか。


右は
姉が修学旅行で京都へ行ったときのお土産だと思う。
京都のどこかの五重の塔とその傍らの二人の女性は大原女であろうか。
黄金の五重の塔は確かどこにも実在しないが
お土産の世界において伝説的な光りを放っている。



もう一度ご覧下さい。



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一家団欒で話題の中心になったとき撮った写真です。
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by jikugen | 2008-07-24 06:24 | 境界写真 | Comments(0)



尾道・表具         表具処 軸源           (店主 津口知幸)
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