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表具日記【パネル額・仮名書】
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仮名書  中本桃水先生(尾道市在住・桃華会主宰 書道教室)

「うさぎ追いしかの山  小鮒釣りしかの川

 夢は今もめぐりて   忘れがきふるさと」

額素材  
アルミアルマイト仕上げ(マット部) 1400X600㎜
作品浮かし台
作品上下に染め布部(京都の染織家・斉藤洋染め)


1914年(大正3年)の尋常小学唱歌の第六学年用で発表された。当時は尋常小学唱歌の性格上、作詞作曲者が明かされていなかったが、作詞者は高野辰之、作曲者は岡野貞一であるとされている。ただし、岡野作曲説は学問的には疑わしい(岡野貞一参照)。
同じ作詞作曲者の手による『朧月夜』、『春の小川』等と共に、文部省唱歌を代表する曲として今日も歌われている。
子供の頃の野山の風景を遠い地から懐かしむという内容で、生まれ故郷から離れて学問や勤労に励む人の心情を歌っている。当該歌詞にあっては、「かの山」は高野の生家のあった長野県下水内郡豊田村(現中野市永江)の「大持山」、「かの川」は「斑川」であるとする説が一般的である。
北朝鮮による日本人拉致問題の支援者団体(救う会など)が開催する集会では、この歌を日本人拉致被害者の早期帰国を願って参加者全員で歌唱することが通例となっている。
高野の出身地である長野県中野市と、岡野の出身地鳥取県鳥取市に歌碑がある。

歌詞 [編集]
兎追いし 彼の山
小鮒釣りし 彼の川
夢は今も 巡りて
忘れ難き故郷
如何にいます 父母
恙無しや 友がき
雨に風に つけても
思ひ出づる 故郷
志を 果たして
いつの日にか 帰らん
山は靑き 故郷
水は淸き 故郷

ウィキペディアより
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by jikugen | 2012-05-14 07:43 | 表具日記 | Comments(0)
表具日記【休日です】
隣保班の方々と溝掃除を済ませました。
本日は「表具日記」はお休みです。
またのおこしをお待ち致しております。


店主敬白



今日は岡田斗司夫の「フリックス」の中の「同志社大学での講演」を聴いたり、その文章化されたものを読んで凄いなあと感嘆しながら頷いたりしながら、日曜の後半を過ごしています。岡田斗司夫の「評価経済」は一度は知っておいたほうがいいと思います。「贈与経済」と同じようなことだと思いますが、具体的に語っているところが凄いです。「漫画夜話」でしか知らなかったけど、こんなこと考えていたんだ。オススメです!!。058.gif
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by jikugen | 2012-05-13 09:31 | 表具日記 | Comments(0)
表具日記
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フォト・津口るい 「ポストマン」

展示場所提供 福山市プランサーバー 実験ハウス
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by jikugen | 2012-05-12 10:28 | Comments(0)
表具日記【境界写真】
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「お前の目は節穴か!」って、なんと懐かしい響きだろう。



「赤い椿白い椿と落ちにけり」

当分はこの句を味わってみます。

瞑目!
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by jikugen | 2012-05-12 07:21 | 境界写真 | Comments(0)
表具日記【仮名書を額装する】書・佐藤東亜子・中本桃水先生主宰・桃華会展にて
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赤い椿白い椿と落ちにけり    河東碧梧桐



2000年(平成12年)頃の桃華会展・(中本桃水先生主宰)にて書・佐藤東亜子さん
この頃の写真は相変わらず写りが悪いこと甚だしい。(腕とカメラ接触不良)



額素材  
アクリルガラスマット仕上げ
コーナーステンレス三角板
アルミ細枠浮かし台



赤い椿白い椿と落ちにけり
    
斑鳩町立斑鳩東小学校 松本隆行さんが自らお勤めの小学校の授業でこの句をとりあげていらっしゃいます。とても参考になりましたので一部をご紹介させて頂きます。


 【この句が,新聞「日本」明治29年3月11日に載る。が,このときの句形は「白い椿赤い椿と落ちにけり」であった。⑨『河東碧梧桐の基礎的研究』によれば,「新聞「日本」の俳句欄で赤と白の順序が入れ替わったのはおそらく子規の添削であろう。」とのことである。
 碧梧桐は,この句を選集『新俳句』(明治31年3月)に収録する際,元の句形「赤い椿白い椿…」に戻している。

 この句の解釈には,大きく分けて次の2とおりがある。
A 落ちている椿の花を詠んだ。(正岡子規・平井照敏・高浜虚子・中村俊定・大野林火・大岡信ら。)

B 落ちつつある椿の花を詠んだ。(山口青邨・寺田寅彦・小室善弘・栗田靖ら。)

 私は,栗田氏の解説に納得した。
 まず,問題となるのは,座五の「落ちにけり」であろう。
 虚子の有名な句に
  桐一葉日当りながら落ちにけり
がある。この「落ちにけり」は「落ちる」という動作が今完了したことを意味しており,「落ち敷いているさま」というような静止の状態を詠んだものではない。広い大きな桐の葉が枝を離れてゆったり落ちるさまを写生したもので,「ながら」という時間の経過をを表す語を伴って「落ちる状態」が緩やかに完了したことを示しているのである。
 つまり,椿の句の「落ちにけり」も「落ち敷いているさま」というような静止の状態を詠んだものではなく,赤い椿が落ちてはっとする間もなく白い椿が落ちたことに感動しているのである。つまり,作者は赤い椿の花がぽたりと落ちたことに対し,アッと驚き,その驚きが消えない間に今度は白い椿がぽたりと落ちたのである。椿の生命を極めて即物的,印象鮮明に捉えたところにこの句の生命がある。子規以来諸家が説くように「落ちている状態」に対する感動ならば「落ちゐたり」という表現がとられるべきである。】


昨日の表具日記で書いた「赤い椿白い椿と落ちにけり」の感想の部分を削除いたしました。あまりにお粗末だと気付きましたので。瞑目。032.gif
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by jikugen | 2012-05-11 07:46 | | Comments(0)
表具日記【高橋朋子作品展】福山・スペース461にて
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by jikugen | 2012-05-11 07:13 | 展覧会のご案内 | Comments(0)
表具日記【八木一夫を額装する】
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八木一夫

京都府生まれ。1918年~1979年 1948年鈴木治らと共に「走泥社」を結成し、抽象陶芸の先駆者として活動を開始した。伝統的な陶芸のあり方を打破し、実用性を離れたオブジェ的な焼物の創造をめざした「走泥社」の旗挙げとその後の展開は、戦後の陶芸界における最も先鋭的な活動として大きな注目を集めた。(焼物WIKIより)

八木一夫氏は61歳で他界されていることを今日知りました。僕は昨年61を過ぎました。
八木氏は戦後程なくして「走泥社」を旗揚げしたとき若干30歳だったということになります。
27歳で終戦を迎えた彼の胸に何が去来していたのかは知りませんが、WIKIが言うように戦後の陶芸界における最も先鋭的な活動として大きな注目を集めた当の八木作品を前に胸がトキメイタのを憶えています。八木氏のことを全く知らない僕としては八木氏のストイックなモノトーン作品を前に表具するしかない。彼が何を思い「走泥社」を立ち上げるに至ったのか、全く予想もつかないというわけではない。27歳で敗戦を迎えた八木氏は自分を含めて信じるべきものを失ったのだと思う。たまたま陶芸家の家に生まれた彼は物を造ることを通じてかろうじて自己を支えようとしたのかもしれない。土を固めて焼くという、ヒトが太古から行ってきた行為に我が身を託そうとしたのではないか。

この額装は2000年頃の仕事で、もちろん八木一夫氏ご本人からではありません。お得意様からのご依頼でした。


アルミパンチングの無数の穴からはオマージュとしての黒色が覗くように仕立てました。
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by jikugen | 2012-05-10 07:56 | | Comments(0)
表具日記【境界写真】車のライトを待ちながら
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車のライトが当たるのを待ちながらカメラを構える。
あっという間に通り過ぎる車の気配を背中で捉えながらシャッターを押す。
ライトが当たってからでは遅すぎるからだ。
スポーツ選手を撮るカメラマンはだからその種目の胆を知る必要がある。
聞いた話では、その前後にはシャッターを機関銃の如く押しまくるのだそうだ。
それでも良いのに当たればもうけものなんだとか。
手当たり次第に撃ちまくるのは効率悪いというのは昔の話で、最近のカメラはフイルムが要らないから気楽に押しまくれる、ってのは有り難いと言えばそうなんだけど、逆にシャッターチャンスという言葉が軽くなってしまったとも言えるが、撮って撮って撮りまくる時期は必要なんだと思う。
手当り次第に撮りまくっているうちに、自分の撮りたい方向性のようなものに気付いたりする。
フイルム時代もやはりフイルムを惜しむこと無く撮りまくってたやつが強かった、と言えるんじゃないか。撮りたいものが最初からあるっていうのでは無く、撮りまくっているうちに撮り方が出来上がってくる。文章も同じで、とにかく書くことしかないとよく言われますよね。それなら、せっかくのデジカメの恩恵に授からねば、と思ったのでした。(表具も同じですね)
自分の写真に「境界写真」と名付けてからは、撮るもの全て「境界写真」であるからとても気楽である。あるものとあるものとの境界がテーマである、と公表しているので見る方はそれぞれに僕の写真の中に「境界」を見つけていただくという算段なのであります。
実は、と言えば「境界写真」の由来は僕の住居地域が境界ゾーンであることからきております。向島町と向東町の境界に入り川が流れております。と言っても、川幅は現在では20m足らずというところです。この入り川を挟んで西側が向島町、東側が向東町なんです。その昔は、この入り川を挟んで口喧嘩なんかもあったそうです。この入り川は尾道水道に注ぐわけですが、海と入り川との境界でもあるのです。魚や海草類も境界性を有しています。大衆娯楽の王道の芝居小屋もありました。そのようなことで、この入り川界隈を撮ることはすなわち「境界写真」であろう、と名付けたわけです。「境界」には境界性というものがあるだろう。隠しても滲み出てくるようにしてあるだろう。


で、結論は「上手くシャッターが押せた時は嬉しい」でした。
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by jikugen | 2012-05-09 07:36 | 境界写真 | Comments(0)
表具日記【尾道・孔雀荘  池田睦代作品展】
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by jikugen | 2012-05-08 07:45 | 展覧会のご案内 | Comments(0)
表具日記【境界写真・亀】
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5月5日 竹原の町並み保存地区にあるギャラリーSに行く途中、町並み保存地区の近くを東に添って流れる堀に亀が棲んでいましたとさ。お、わ、り。




追記  
この亀さん、ひょっとしてカメラ目線ですか?
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by jikugen | 2012-05-08 07:39 | 境界写真 | Comments(0)



尾道・表具         表具処 軸源           (店主 津口知幸)
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