【境界物1】
さてこの「境界物」の原型をイメージできるでしょうか?
わかった!と言う方はまずいらっしゃらないと思います。
えっ!? わかりましたか?
この「境界物」は「錨鎖(シャックル)」と呼ばれている、長さを調整するために用いられる錨鎖(びょうさ)です。
これが「錨鎖(シャックル)」です。
「シャックル」のどの部分なのかはおよその見当はつきますが、どの位の時間が経過したのかは不明です。
シャックルとしての役割を終えたのち陸に放置され長い時間が経ったことだけは分かります。
海に浸かっている間はこのような錆び方はしないと思われます。
海水の塩分を吸ったまま陸に揚げられ、雨と太陽光による酸化が腐食を進めたのだと考えられます。
それにしてもきわどい錆び方ですね。