こんにちは、尾道市の表具処軸源です。久々のブログとなります。
ここのところ表具について考えていた事を少し書き始めてみようと思っています。
それは、床の間と掛軸との関わりについて考えた事のなかった方向でまとめて見たいと思っています。
合気道・思想家の内田樹さんと三軸研究所の池上六郎さんとの対談からヒントをいただきました。
床の間の掛軸は、それを鉛直方向に掛けることから始まり、また掛軸を見る人にとっても、身体のアラインメントを整えることを促すものであると考えています。少し長くなりますが、内田さんと池上さんの対談集「身体の言い分」から抜粋してみます。【合気道の稽古は合唱して始めるんですが、どうして稽古の始めに合掌するのか、この間ふとわかった気がしたんです。これって、アラインメントじゃないかと。
後程書きます。