このところ年内に納めなければならない表具に取りかかっている。
5月頃からの頸椎騒動で思わぬ大きなダメージを受けてしまった。
集中力がなかなか元のようには働かず
普通に暮らすことの難しさ
有り難さが身に沁みた。
そのような状況であったからこそ
俳句が向こうからやって来たかのような
ごく自然な出会い方が出来たのかも知れない。
どのようなちいさなことであれ
こころが動いたと感じることに向き合い
集中力を働かせる。
今のわたしにとって何よりの処方箋なのだ。
俳句の奥の深さに驚かされている毎日だ。
脳の奥まったところが少しずつ少しずつ
掘り起こされて行くのを感じる。
そのようなことに伴って
古い記憶が浮上してきたりもする。
太古の記憶もひらかれたりするのだろうか。
by jikugen
| 2008-12-08 07:08
| 表具日記
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尾道・表具 表具処 軸源 (店主 津口知幸)
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